産後の赤ちゃんとの生活をイメージしてみよう♪

妊娠が分かった時から是非夫婦でしたいこと、それは

赤ちゃんとの生活を具体的にイメージしてみる』ということです。

自分たちの産後プランを考えよう

赤ちゃんは昼夜関係なく寝て起きてを繰り返し、ずっと抱っこをしていなければ泣き止んでくれないかもしれません。赤ちゃんが生まれたら、里帰りするのかどうか?里帰りしないならどこで過ごすのか?パパは育休を取得するのかどうか?里帰りをしてもしなくても、食事、洗濯、買い物、ゴミ出しなど生活していれば当然必要な家事は誰がするのか?ママは授乳だけに専念できる環境なのか?赤ちゃんのお風呂は?夜の寝かしつけ、授乳は誰が担当する?などなど。考えられる家事・育児を書き出して、できるだけ具体的に過ごし方について考えてみましょう。

休息できる環境作りが最優先

実際に赤ちゃんが生まれたら、少なくとも1ヶ月はママは産後の身体を休めつつ、授乳のみに専念できる環境が望ましいですね。お産は交通事故に合ったくらいのダメージがあると言われています。産後無理をしてしまうことで回復に時間がかかり、高齢になってから色んな不調がでてくることもあります。その環境作りをするために、例えば1ヶ月健診までの間の家事リスト、育児リストを作ってみましょう。その中で、誰かのお手伝いがないと難しいところがあれば、誰に頼むのかを考えます。手伝ってもられる手は多いに越したことはありません。最初から自分だけで頑張り過ぎないこと。

夫婦であっても具体的に話し合わないと分かり合えない

なんとかなるんじゃないかと始まった産後の生活、こんなはずじゃなかったとならないために、妊娠中から具体的に夫婦で話し合っておきましょう。特に家事を今までしてこなかった夫にいきなり産後の家事をお願いしても無理があります。妊娠中から少しずつ慣れていってもらい、ママがどうしてほしいのか、パパはどうやって、どこまでできるか、二人で妥協できるところは何かを決めておけると、産後のホルモンバランスが不安定な時期に、散らかった部屋をみてイライラしなくて済むかもしれません。

お住まいの地域の利用できる社会資源は何か調べておきましょう

どんなに万全に準備を整えて産後の生活に突入しても、たとえば里帰りができなくなって、急きょ二人で頑張ることにしたけれど二人とも疲れてきてしまったり、パパの仕事が忙しくて結果的にママが一人で担うことになってしまったりすることも考えられます。家事サービス、育児シッターサービス、食料やお弁当の配達サービス、育児や授乳の相談先、産後ケア施設など、お住まいの地域で利用できるサービスを事前に調べておきましょう。妊娠中から登録できるものもあります。事前に登録しておくと困った時にすぐに利用できるので安心ですね。

夫婦や家族で力を合わせて楽しい育児にしましょう

産後多くのの困りごとは、授乳や育児の相談先がない、支援者がいない・少ないことが挙げられます。逆にそれらが充足していると、育児期を楽しく充実して過ごせるということですよね。

新しい家族を迎えるにあたって、環境や生活スタイルの変化があって当然。そんな時こそ今まで以上にコミュニケーションを密にして乗り切ってほしいと思います。