初めての出産を終え、実家へ里帰りをしたり、実母さんに自宅へお手伝いに来てもらったりされる方も多いのではないでしょうか? 育児は、一人で何もかもしようとすると行き詰ってしんどくなってしまうこともあります。そのため、できればご実家や義実家の祖父母にお手伝いいただくととっても心強く助かります。ただ、お手伝いに来てもらったものの、育児方法の違いに戸惑ってしまい、どうしたらいいのか分からなくてお困りのママをよく見かけます。
抱き癖はつけない方がいい?
以前は、赤ちゃんが泣いてもすぐに抱っこしていたら抱き癖がつくからと、しばらくそのまま泣かせておく方法がとられていたようです。現在は、赤ちゃんの情緒面の発達を考ると、泣いたら抱っこしてもらえることで、赤ちゃんは安心感を覚えます。そして自分は大事にされていると感じ、人を信頼できるようになると言われています。なので、毎回ではなくてもいいので、泣いたら抱っこし、やさしく話しかけてあげてほしいなと思います。
白湯やお茶は飲ませるべき?
お風呂上りに白湯を飲ませると聞いたことをあるかもしれませんが、離乳食が始まるころまでは、基本的に母乳やミルクで大丈夫です! 水分摂取目的であるのは当然ですが、栄養的にも母乳やミルク以外のものを与えてしまうと、それでお腹いっぱいになってしまって必要な栄養がとれないと困ってしまうからです。授乳のタイミングではない時に水分補給をしようとしても、おっぱいやミルクをどうしても嫌がる時は、白湯や赤ちゃん用の麦茶を少量飲ませてあげましょう。ただ、風邪などでお薬が処方されたときは、ミルクなどで飲ませると味が変化していまうので、白湯で飲ませるようにしましょう。
お肌のお手入れは「保湿」
今や「保湿」は女性だけでなく、赤ちゃんも男性もお肌のお手入れの基本となっています。お肌が乾燥してあれることで皮膚のバリア機能が低下し、皮膚トラブルを悪化させることが分かっています。そのため、乾燥しがちな時は、しっかり保湿してあげましょう。ただし。オムツがあたる部分や、おっぱいやミルクであれがちなお顔は避けます。乾燥がひどい時は、お風呂上がりのきれいな肌に塗ってあげましょう。
色んな研究結果や、粉ミルクの進化、衛生面での技術向上などによって、その時代時代にあった育児法があります。育児に関わる家族はいわばチーム。行き違いや戸惑いは、その都度話し合って、みんなで楽しく育児をしていきましょう♪